CALENDER
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031   
<< May 2017 >>


SELECTED ENTRIES
RECENT COMMENTS
RECENT TRACKBACK
CATEGORIES
ARCHIVES
LINKS

PROFILE


別冊「ヨコ旅」

旅のイメージを綴っている本編「ヨコ旅」とは違う切り口で「旅」そのものをつれづれなるままに。
本編「ヨコ旅」も合わせてよろしく。
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | |コメント - | - |
旅の語源に関する考察
 「旅」の語源は家を離れる「他日」とか「外日」とか、よその飯を食べる「他火」とか言われるらしいが、正確なところは分かっていないらしい(語源由来辞典)。「travel」はフランス語の「トラバーユtravail」に繋がっているらしい。求人雑誌名でわかるように仕事という意味もあるが、苦労するとか骨を折るとかの意味が含まれているのだそうだ。で、このトラバーユはもともとラテン語のtrepaliumという拷問の責め道具に繋がった言葉だという(山下太郎のラテン語入門/ことばの歴史をたずねる旅)。いやはや

「旅は仕事と同義語で、苦行なのだ」

 ってことに驚かされる。仕事に疲れて旅に出るなんて、苦労の上塗りになってしまう。

 そういった意味で連想するのは「トラベルtravel」と「トラブルtrouble」が似ている気がすること。旅行にはトラブルがつきものなので、臭いぞと思うのだが、これは語源的には別物らしい。でも、世界最初の旅行列車は貨物車に人が詰め込まれて、大変な苦行のもとに出かけたそうだから、その人たちは正に、

「トラベルはトラブル」

 だと思ったに違いない。

 これは僕の頭の中のかすかな記憶なので、全くもってあいまいで責任はとれないが、そもそも「旅」という漢字は

「旗の下に人が集まる様子」

 を表している、とか聞いた気がする。なるほど、そう言われれば文字がそうなっている。ちょっと待てよ。じゃあ、団体ツアーで添乗員さんの旗を目印に人々が連なって歩くのは、正に「旅」そのものじゃないか。

「旅はもともとツアーのことを指す」のか?

 ま、これは僕の勝手な妄想だけど、いずれにせよ、「旅」の語源にはロマンチックなイメージが無いなぁ。
「旅行」って言うのと「旅」って言うのとでは、ニュアンスが少し違う気がしませんか。「旅行」って言葉はちょっと無機質な感じがあって単なる行為を示すイメージなんだけど、「旅」っていうと何か意味あり気で知的なイメージがある。

「旅行に行ってきます」と言うより
「旅にでかけます」と言った方がカッコイイ気がしますね。


 でも、出かけると、トラベルはトラブルの連続だったりするけど。
 写真はうっかりロックしてハワイから機内に預けたために、アメリカの厳重チェックで見事に鍵を破壊されて戻ってきた、今は亡き僕の新品スーツケース。


壊れたスーツケース


人気blogランキングへ
| 旅って何? | 09:24 |コメント comments(0) | trackbacks(0) |
世界がフラットになる
 昨日のNHK特集「インドの衝撃」で、Tom Friedman著の「 The World is Flat」が紹介されていましたね。例えばインドのバンガロール辺りにIT産業の中枢のソフトウェア会社が集中し成長している。それは世界中の企業からのアウトソーシング頭脳基地にもなっており、ゼロの概念を発見したインドが、理数系のインドの人材の養成に力を入れていることが紹介されていました。今は、衛星技術やネット通信も発展して、地理的要因も時間的制約も関係なく、様々な国が時代を共有し、

「世界がフラットになりつつある」

 という。でも、世界はフラットになりつつあるだろうけれど、インド自体はフラットじゃない。貧富の差は歴然としているし、未だ電気も水道もない村がある。でも、時間の問題かも知れないなぁ。いつか世界中が同一レベルの生活をし、様々な情報がまったく自由に飛び交い、同じような価値観で時代を共有する時代がくるのだろうか。ジョン・レノンは

「世界が一つになる」
 
 ことを歌ったが、どうしようもなく世界は一つに向かって進んでいるのだろうか。時を同じくして、海外ドキュメンタリーで「ブータン」の今を扱った番組も観ました。ブータンは「国民総生産」ではなく「国民総幸福」を謳った政策で、西側経済の経済成長よりも、自国の文化を守り続けることに力を入れている。隣国でありながら、頭脳のエキスパートで頂点に立とうとするインドとあくまでも伝統文化を基盤におだやかな暮らしを保とうとするブータンと、一体どちらが未来を幸せにするのだろう。

つづく

人気blogランキングへ
続きを読む >>
| 旅って何? | 08:44 |コメント comments(0) | trackbacks(0) |
旅には終わりがある。
 昔テレビで、団伊玖麿氏がこんなことを言っていた。たぶんこんな感じ。

「旅は帰ってくるから旅である。」
「旅には終わりがあって、終わりがあるから旅である。
帰るあてが無いなら、それは放浪であり、移住である。」


 僕はなんとなくこの言葉の意味がわかる気がするなぁ。旅には終わりがある。だから旅を楽しむ事ができる気がしますね。楽しい旅も、帰り支度の頃になるとせつなくなったりしたことが僕にもあるけれど、僕はこの言葉でずいぶんふっ切れた気分になったのでした。
 「人生は旅である」と言ってしまえば、どこにどう居たって旅になってしまいますが、そういうんじゃなくて、もうちょっと本質的なところが見えてくる言葉だったんですね。人生だって終わりがあるんだから。
 旅は「人それぞれ」の代表選手みたいなものですが、当然旅のスタイルも滞在日数も人それぞれ。だけど、旅はどちらかというと埋没するものじゃなくて、いくぶん客観的な自分になる時間のかたまりだと僕は思います。したがって、旅そのものが生活になっちゃうと、旅の形がぼけてしまうかもしれない。

つづく

人気blogランキングへ
続きを読む >>
| 旅って何? | 09:43 |コメント comments(0) | trackbacks(0) |
旅にカメラは要らない
 「ヨコ旅」本編ブログではいっぱい写真撮っているじゃないかと言われそうですね。僕は旅にカメラもビデオカメラも持っていきます。どちらもコンパクトものとはいえ、これが実に煩わしい。というわけで僕が長年憧れているのは

「カメラを持っていかない旅」

 なんですね。どうして旅にカメラが必要なんだろう。思い出?記念?帰宅後の楽しみ?反芻?僕は本編「ヨコ旅」でもおわかりいただけるように、面白いと思えるものはやたらシャッターを切る。ときには撮り続けてばかりいて、生の目で見ている時間が無いこともあります。しかし、これじゃファインダー越しに旅をしているようなもの。これにビデオカメラが加わると大忙し。旅先で日本の中年観光客がとにかくやたらビデオを回している光景を目にしますね。「あなたはビデオ撮影に来たのですか?」と聞いてみたくなります。が、それは僕も同じ。確かに帰国後、ビデオ編集するのはひとつの楽しみでもあります。しかし、カメラやビデオは旅をかき回し、自分を振り回してしまう。でも、なかにはカメラを持たず旅をしている人がいますね。例えカメラを持っていても記念写真を2、3枚撮るだけという人もいます。僕はこういう旅人を尊敬の眼差しで見つめます。早くカメラ付き旅行は卒業して、ゆっくりと落ち着いて旅をしたい。

つづく

人気blogランキングへ
続きを読む >>
| 旅って何? | 08:28 |コメント comments(0) | trackbacks(1) |
マイレッジカードの旅情
マイレッジカード

 旅行のブログの中には結構マイレッジに関するブログも多いなぁ。それだけ関心が高いってことでしょうね。うちにもマイレッジカードはごろごろしています。でも、ついでに程度で意識が薄い。最近はいろんな航空会社のサービスが入り乱れていて、複雑怪奇。横着者なので旅行前にあんまりいろんなこと気にしたくない。僕は電気量販店みたいに買物ポイントカードに束縛されるのがいやなんです。こんなこといつから始まったんだろう。ひょっとしたら航空会社の方でも、このシステムに辟易しているかもしれない。競争が激しいしね。ツアー添乗員だって、空港につく度にお客のマイレージカードを集めて、チェックインしなくちゃならない。僕はひんぱんに送られてくる航空会社のDMを見ることすらめんどくさくて、計画性の無い、それぞれ中途半端な貯り方になってしまっている。マイレッジの達人からみればイライラするような利用の仕方だろうなぁ。
続きを読む >>
| 旅って何? | 08:33 |コメント comments(3) | trackbacks(0) |
パンフレット通りの旅
 「実際の旅は旅行パンフレットと違う」と昨日は書きましたが、世の中には旅行パンフレット通りの旅がしたいと思っている人も多い気がします。当然でしょう。旅行パンフレットに載っている「旅」は商品であり、パンフレットで見た商品と同じものでなければ返品したくなる。お金を払ったら、パンフレット通りの旅行を期待するのは僕も同じ。だけど、旅行というのは実に抽象的なイメージを売り物にするわけで、旅行社がこれは売れると、ひとつのイメージを特定するのはかなり難しいと思う。風潮や流行をタイミングよくつかんで、マーケット需要の不特定多数の価値観を的確に割り出したところで、実際は人それぞれの物差しが違うので、人それぞれに旅の印象が違ってくる。また、予想外の偶発的な要素も大いに旅に影響を与えてしまう。ツアーなんかに参加して他の人と話をすると、ずいぶん人によって思い入れや感じ方が違うことに気づきます。十人十色というやつですね。

 でも、パンフレットの狙い通りに旅をすることが容易であることにも気づきました。もともと「旅」はイメージを売り物にしている商品なので、旅人がそのイメージにこだわっていれば、幻想の中で旅を過ごすことができるのです。とおり一遍のステレオタイプな価値観だけで旅することや、お仕着せの旅行など、価値がないとあざ笑う人もいるでしょうが、その楽しみの重さは人によって違うわけで、大事なことは楽しんでいるかどうかってことだと思うのです。パンフレット通りの旅ができたらそれはひとつの「幸せ」でしょう。旅は旅人のものであり、他人のものではありません。そういうあなたは旅を楽しんでいますか。

「人生は旅である」

 は、おおげさな言葉ですが、ま、確かにそんな気もします。人生の楽しみ方は、その人生がどうであれ、自分自身のスタンスにかかわってくる話と思うんですね。旅もそういうこと。他人の旅の評価はできないって思いますね。
| 旅って何? | 20:04 |コメント comments(6) | trackbacks(0) |