CALENDER
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  
<< August 2017 >>


SELECTED ENTRIES
RECENT COMMENTS
RECENT TRACKBACK
CATEGORIES
ARCHIVES
LINKS

PROFILE


別冊「ヨコ旅」

旅のイメージを綴っている本編「ヨコ旅」とは違う切り口で「旅」そのものをつれづれなるままに。
本編「ヨコ旅」も合わせてよろしく。
<< 旅の語源に関する考察 | main | 出会わなくとも良し >>
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | |コメント - | - |
ビュッフェの大罪
ビュッフェイメージ

 海外のホテルは朝食は「BUFFET」ビュッフェ(正確にはバッフェって発音するらしい)っていうのが多いけど、朝食に限らずビュッフェスタイルの食事が多くなりましたねぇ。日本のホテルや旅館でもビュッフェは多くなった。本当に高級(変な言い方)なホテルなら違いますが。ビュッフェ形式はホテル側としても人件費が抑えられるし利便性も高く、需要側と供給側の利益が一致しているんでしょうかね。朝食ならまだしも、夕食もランチもビュッフェなんてホテルもある。中にはビュッフェそのものが売りのホテルもありますね。僕も好きでした(過去形?)。海外のホテルでめんどくさいメニュー選びしなくて、自由に食べられるビュッフェに出会うと、好物の麻の実を見つけた鳩の様に羽を震わせていました。日本でも湯の川温泉や阿寒湖の某旅館の豪華ビュッフェやら、箱根の某ホテルの名物ビュッフェやら、こんな僕も行ったことがあります。
 しかし、がしかし。そろそろ卒業したいと思う今日この頃。もう歳をとって、たくさん食べられなくなったのかって?え!、ビュッフェってたくさん食べなくちゃいけないの?ビュッフェというのはそもそも立席パーティー形式を言うのであって(電車の食堂車もそうだけど)、

「直接“食べ放題”を意味するものではない」

 のです。結果として食べ放題にもなりうる食事形式ってことじゃないの?ここんとこが大事。僕も典型的な小市民的庶民なので、同様の勘違いをしてここまで来てしまいました。うちのカミさんは、今もそう思ってビュッフェに挑み、限界に挑戦する癖が直らない。とにかく日本人にビュッフェスタイルは似合わないと僕は結論づけましたね。

「ビュッフェは数々の悲惨な光景を生み出してしまう」

つづく


人気blogランキングへ
 僕は旅先で、日本人のビュッフェ行動の歴史を観察してきました。我先行動でわぁーっと料理の前にたかる群衆。それで少しは学んだのか、今度は手前から、盆をもってラインナップ、横をすり抜けると嫌な顔でにらみつける群衆。あのね、ビュッフェは行列で並ぶ必要は無いのだよ。好きな料理の前に行けばいいのだよ。一斉に並ばずに、ちょっとテーブルで紅茶でも飲んで一呼吸おいたらどうかね。皿に全ての食材をてんこ盛りにする群衆。中にはデザートのケーキまで一皿盛りするもんだから、皿の中では煮汁もケチャップもメープルシロップも渾然一体となっている。それで少しは学んだのか、今度は別盛りにした皿をテーブル一杯に並べる群衆。テーブルに自分が並べた皿をみつめて「私、こんなに食べられるかしら?」なんて言っている奴、それで少しは学んだのか、今度は何回も何回も往復している群衆。先ほどデザートを食べていたかと思ったら、またサラダから始まり食事が何周目かに入っている奴(それはうちのカミさんか)。
 ま、どんなに気取って振る舞っても、どんなにお化粧して着飾っていても、ビュッフェというやつは人の本性を鮮明に映し出してしまう。禁欲の美学などどこにも無く、沸き出づる欲望の連鎖に人は苦しみもがくのだ。

「BUFFET…。この罪深き食事形式を日本人に強要したのはどこのどいつなのだ。」

 ビュッフェを優雅に楽しんでいる日本人もおられますが、それはごく少数。心の余裕が必要よね?ん?そういうことじゃなくて、日本人が美しいビュッフェ会場の光景を作り出せないのは、そもそも、日本人の体に、たくさんの料理の中から自分らしい自分の食事を構成する

「食事の編集能力が備わっていない」

 からだと思う。つまり、一汁一菜のちゃぶ台から何十種類も並んだビュッフェ会場にいきなり連れてこられても、戸惑うばかりなのだと思うのであります。決して損得勘定貧乏根性でわーっとなっているだけじゃない(それはうちのカミさんか)。だから恐れ多くも、僕は日本人を「口卑しい」とか絶対に言いません。合わないと思う。ビュッフェは日本人に。僕に。カミさんに。一度、西欧人しかいないビュッフェ会場をご覧下さい。違いが分かりますから(言っておきますが決して日本人を卑下し、西欧人を賛美しているわけではありません)。
 で、まぁ、ビュッフェ会場の光景はともかくとして、僕は思うのだけど、そもそも、どんなにおいしい、どんなに豪華な食材が並んだビュッフェであったとしても、ビュッフェの食事って印象に残っていないような気がします。味なんか全然覚えていない。ぜーんぜん。確かにその場ではすごくおいしかったのだけれど、嬉々として楽しんだはずなんだけど。

「ビュッフェは旅の思い出にならない」

 これです。最近僕が、ビュッフェに関心が無くなった最大の理由は。とにかく食事の編集能力が無いもんだから、意識が散漫になり、いろんなものを食べすぎて、舌も胃も首をかしげてしまうわけであります。インパクトを失う。ビュッフェとは違いますが、最近の日本の旅館の食事のメニューの多さはエスカレートするばかりで、あれも困りものです。旨くもないものをやたら小皿に振り分けて並べ立てられるのは辛い。

「おししいものが一品あればいい」
「肴はあぶったイカでいい」


 なんて、これはもう歳をとった証拠なんでしょうかね。

人気blogランキングへ
| 旅のエピソード | 09:22 |コメント comments(2) | trackbacks(0) |
スポンサーサイト
| - | 09:22 |コメント - | - |
編集能力がないっての、よく分かるわあ。
目の前に食べ物をたくさん目にしてパニックになるずら。
家では残さず何でも食べろと教えられたし。
そして、昼食べずに済むように(旅先では時間がもったいないという貧乏根性から)、
ほお袋がパンパンになったハムスターのごとくモリモリ食べてしまう。
山盛りの皿を眺めながら、ふと趣味の人間観察に移ると、
外人さんはデカイ図体に似合わず、ヨーグルトとシリアルだけ、
とかなのよね。
モリモリに食べてる人見たことない。
「あんた!もっと野菜も食べにゃあ!」と、
野菜を皿に乗せてあげたくなるわ。
おいしかったけど印象にないのは同意。
ベトナムのホテルのフォーは美味だった記憶がある。
| よっぺー | 2007/02/17 1:53 PM |
| よっぺーさんへ

コメントありあとやーす。
だよね。とにかくビュッフェというのは異常な食事だと思うよ。
趣味の人間観察でビュッフェを見だすと、書きたい事が山のように出てくるので、ビュッフェの大罪Part2でもやりたいぐらい。
中にはルール違反をする人がいる。
ビュッフェに出されたパンを袋に詰めて持ち帰る人。
うちのカミさんも時々やるが、カミさんは趣味のエサやリで使用するため。だけど罪は同じ。
「こそこそやっちゃダメ。堂々とやればいいのよ」なんて言っている。そのうち、タッパーでも広げだすんじゃないかと冷や冷やしている。
| KID | 2007/02/17 5:26 PM |









http://yokotabi2.jugem.jp/trackback/13