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別冊「ヨコ旅」

旅のイメージを綴っている本編「ヨコ旅」とは違う切り口で「旅」そのものをつれづれなるままに。
本編「ヨコ旅」も合わせてよろしく。
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旅行英会話
 僕は英語が得意ではない。というか、高校まで英語の授業が大嫌いだった。と書くと、大学からは好きになったのかということになるが、そうではなくて、その頃から洋盤レコードの歌詞を覚えようと歌詞カードを必至で眺めていたので、ちょっと英語に親しむようになった程度のこと。親しむというより、ちょっと振り返って英語に体を向けたということか。で、その後、新婚旅行で初めての海外ハワイに行き、生英語圏の空気を嗅いだ。当時の僕のハワイはイコールアメリカであり、アメリカと英語が目の前にあることに、やたら感動したのだった。「グッドモーニング」が通じたことに歓喜し、英字で書かれたお菓子のパッケージすらうれしくて持ち帰った。今思えば甘酸っぱい思い出である。
 それからお金を貯めては海外旅行に出かけた。アメリカでなくとも、

「英語が少し話せると自由になれる」

 と感じるようになった。英語をしゃべるのはしゃくではあるが仕方がない。現代では、英語をしゃべらずとも世界中で日本語が通じる環境になりつつある。日本の経済成長のおかげだろうか。そのうち、世界中で中国語が通じる時代が来るかも知れないが…。しかし、それらはベーシックな部分であって、旅先では小さなシーンで英語が重要になることがある。それもこまかなニュアンスが。

道を訪ね、それが何ブロック先でどっちに曲るのか、ここから歩いて何分かかるのか。
ホテルの部屋で故障したシャワーを修理するようフロントに連絡する。
レストランで、量の多いメニューを二人で分けて食べたいので、別皿を用意してもらう。
ホテルに呼んでもらった医者に、胃のどこが痛いのか、下痢なのかどうか説明する。
ここは写真撮影OKな場所なのか、撮影禁止なのはどこからどこまでなのか尋ねる。
買い物でもっと違う形のものはないのか、別の色のものはないのか尋ねる。

 ま、書き出したらきりがない。旅行英会話本なんてのがたくさんあるが、基本会話ですぐさま解決するシーンなんて数少ない。質問したまではいいが、相手が何故かやたら長文で答えを返してきたりする。旅行英会話本には大事な部分が抜けている。それは

「尋ねたら、答えを聞かなくちゃいけない。ヒアリングが重要である。」

 ということである。当たり前だが、答えを理解できないのでは聞いた意味がない。そこで、英語が貧弱な旅人は、相手がOKかNOか、YesかNoか答えられる質問しか尋ねられないことになる。でも、逆に言うとヒアリングが難しいと判断される場合、会話のコツは
「相手がOKかNOか、YesかNoかシンプルに答えられる質問を考える」ことである。

 例えば駅で、「私はこの地方の半島を1日で周遊したいが、どういうルートが効率がよくて景色がいいのか、おすすめのコースはあるのか。またディスカウントチケットはあるのか?」なんて尋ねることは、かなり高度な英会話となる。相手の答えは相当に長文になるだろう。その場合、質問を分割し、地図を広げ

「わ・た・し、旅行者でぇー、今日ここからー!こことー!こことー!ここへ行って、夜にはここに帰る?オッケー・オア・ノー?」
「じゃあ、こことここだけで夜にはここに帰る?オッケー・オア・ノー?」
「ここの景色はいいの?イエス・オア・ノー?」
「じゃあ、ここの景色はいいの?イエス・オア・ノー?」
「じゃあ(指で指し示しながら)、こういう風に廻る?イエス・オア・ノー?」
「じゃあ(指で指し示しながら)、こっちを廻ったらいいの?イエス・オア・ノー?」
「わ・た・し、お金がないです。安い切符はあるの?イエス・オア・ノー?」
「それは1枚の切符で、こことこことここ?オッケー・オア・ノー?」
「で、切符はここで買うの?イエス・オア・ノー?」
「じゃ、切符はあそこで買うの?イエス・オア・ノー?」

 とまあ、ここまでやれば、とりあえず大きな勘違いは無くなる。お気づきだろうが、ずいぶん大回りな感じになるし、忙しいのにそんなのに答える相手も大変だ。しかし、ここが大切で

「コミュニケーションというのはお互いの努力によって成立する」ものなのだ。

 したがって、英語がしゃべれないからと甘えていてはいけない。多くの人は英語がしゃべれない事を理由にコミュニケーションを避けてしまう。実際、英語が話せなくとも、コミュニケーションのとり方はいくらでもある。日本語だけで通してコミュニケーションを成立させる人だっている。会話を避ける人の本当のところをいえば、コミュニケーションがとれないのではなくて「まごまごしゃべる自分の姿がはずかしい、カッコ悪いと思う」というところにある。英語が話せないことはカッコ悪いことなのか?いやそうではない。日本語を話せないアメリカ人が、日本で日本語を話せないとをはずかしく思うだろうか。いやそうではない。

「英語が話せないことをはずかしいと思う心がはずかしい」のだ。

 だれかの事務所の壁に掲げてあった額の教訓をここで披露しよう。これはあなたの人生そのものにも役立つありがたい教訓である。

「やれなかったのではなく、やらなかったのではないか」

 はずかしさは勇気をもって取り外し、覚えている英単語だけでもいいから、会話に挑戦しなければいけない。そして、決してあきらめず最後までやりとげる。横着してはいけない。他力本願ではいけない。そうすれば旅は自由になる。時折、英語ができる人がそばにいるのに、あくまで自分の言葉で会話をしようとしている人がいるが、正しい行動である。

「コミュニケーションは人に委ねるものではない」のだ。

 んなことを、旅先で学び取ってきた僕なのだが、言っているわりには、実は未だにうまくコミュニケーションがとれないでいる、とほほ。カミさんに「あんたは話すところまではいいがヒアリングがダメだ」と言われる。特に電話での英会話がむつかしい。電話で話すと、表情や手振りがわからないので、声一本で勝負しなければならない。なので、部屋からホテルフロントに電話するより、ロビーまで降りていって直に話した方がよかったりする。僕の最初の難関は「電話でのレストラン予約」だった。レストラン予約なんて、日にち、時間、人数、名前、連絡先(ホテルのルームナンバー)とか言うだけじゃんと、達者な人は思うだろうが、それだけ言うのでも、相手のあることなのだから、録音音声のように機械的にしゃべるわけにはいかないのだ。相手はたいてい挨拶の後にやわらかく質問をしてくる。それもこちらが想定した順番とは違う順番で。それをうまく受け止めてキャッチボールができない。中には合間合間に想定外の質問、「禁煙席なら空いていますが?」とか「窓際でも1階のガーデンサイドがよろしいですか?」「7時の席はいっぱいですが、ショータイムは8時に終わりますのでそれからなら空いていますが?」とか言ってきたりする。落ち着け、わからなければ何回も聞き直せ。

「涼しい顔でレストランの電話予約ができる」ようになれば

 まず、旅の英会話STEP3あたりを通過した感じになると思う。僕もようやくなんとか通過しつつある。電話でのリコンファームもやれないことはない。さて、英会話だ英会話だと書き連ねてきたが、別に訪れた国々の言葉にも挑戦したいものだ。しかしながら、英会話ができると、どこに行っても旅行がかなり楽になることは事実なのだ。まったくしゃくだけど。
| 旅のノウハウ? | 22:28 |コメント comments(0) | trackbacks(0) |
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