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別冊「ヨコ旅」

旅のイメージを綴っている本編「ヨコ旅」とは違う切り口で「旅」そのものをつれづれなるままに。
本編「ヨコ旅」も合わせてよろしく。
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旅には終わりがある。
 昔テレビで、団伊玖麿氏がこんなことを言っていた。たぶんこんな感じ。

「旅は帰ってくるから旅である。」
「旅には終わりがあって、終わりがあるから旅である。
帰るあてが無いなら、それは放浪であり、移住である。」


 僕はなんとなくこの言葉の意味がわかる気がするなぁ。旅には終わりがある。だから旅を楽しむ事ができる気がしますね。楽しい旅も、帰り支度の頃になるとせつなくなったりしたことが僕にもあるけれど、僕はこの言葉でずいぶんふっ切れた気分になったのでした。
 「人生は旅である」と言ってしまえば、どこにどう居たって旅になってしまいますが、そういうんじゃなくて、もうちょっと本質的なところが見えてくる言葉だったんですね。人生だって終わりがあるんだから。
 旅は「人それぞれ」の代表選手みたいなものですが、当然旅のスタイルも滞在日数も人それぞれ。だけど、旅はどちらかというと埋没するものじゃなくて、いくぶん客観的な自分になる時間のかたまりだと僕は思います。したがって、旅そのものが生活になっちゃうと、旅の形がぼけてしまうかもしれない。

つづく

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 日本人の海外旅行ツアーなんかだと、滞在日数は長くても10日間程度で、5泊7日のハワイは、欧米人から見れば「それ、本当にバケーションなの?」って言われちゃう。ほっといて欲しい。中には「最低でも1ヶ月はいなきゃ良さが分からないよ」なんて発言する旅行通の人もいますが、

「長きゃいいのか!」

 僕はぜんぜんそうは思わない。だらだらと長く滞在しても、ただ時間が通りすぎただけの旅もあれば、2泊3日の旅でも、大きく感じ入る旅もある。それは日数の問題ではなくて、旅人のスタンスの問題だと思うんですね。永六輔がラジオでいっていた言葉、

「知らない横丁の角を曲る。それも旅なんだと思いますね。」

 そんな感じもある。ある時、これも人の発言ですが、テレビで僕の好きなカメラマン荒木経惟氏が写真術を語る番組でこんな事を語っていた。

「町にいる滞在時間はせいぜい1週間だな」
「それ以上になると、町が見えなくなっちゃうんだよ、ほんと。だから、着いたらその間に撮る。」


 これは、カメラマンが町の写真を撮る話なので、旅とはちょっと違うけれど、ずいぶんわかる気がする話だなぁ。よく経験することだけど、旅行に出かける前に期待していたイメージは、いざ現場に立つと、現場に自分が埋没してしまい、何も見えなくなることがあります。例えすごい景色でも、全く異様な光景でも、不思議な人との出会いでも、どれも普段の日常からかけ離れているのに、現場の日常に自分が入ってしまい、何も感じなくなっちゃう。それはそれで、脳裏に刻みこまれて、いつかの時に鮮やかに甦るんだろうけれど、旅を楽しんだことになったのかどうか不明になってしまう。僕自身の旅らしい時間というのは、ある程度客観的な意識を持っていられる時間なのかなぁと思う。

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| 旅って何? | 09:43 |コメント comments(0) | trackbacks(0) |
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